金正恩国務委員長が文在寅大統領と親書交換

朝鮮の金正恩国務委員長が、韓国の文在寅大統領と親書を交換した。

金正恩国務委員長は21日、文在寅大統領から20日に寄せられた親書に対する回答親書を送った。

文大統領は親書で、その間、困難な状況の下でも北南の両首脳が手を取り合って朝鮮半島の平和と北南間の協力のために努めてきたことに言及し、退任後も北南共同宣言が統一の元肥になるように心を同じくする意思を披歴した。

国務委員長はこれに対し、北南の両首脳が歴史的な共同宣言を発表して全民族に未来に対する希望を与えたことについて追憶するとともに、任期の最後まで民族の大義のために気遣ってきた文在寅大統領の苦悩と労苦について高く評価した。

北南の両首脳は、互いに希望を抱いて尽きない努力を傾けていくなら、北南関係が民族の念願と期待に合わせて改善され、発展するということで見解が一致するとともに、相互に北と南の同胞に温かい挨拶を送った。

両首脳の親書交換は、深い信頼の念の表しといえる。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。