「私は朝鮮が非常に成功した国になると考えている」 米大統領が見解

2回目の首脳会談開催地として3〜4ヶ所検討、平壌電撃訪問の可能性も

アメリカのトランプ大統領が9日(現地時間)ホワイトハウスで、次回の朝米首脳会談に関する具体的な計画を立てていると明かし、2回目の朝米首脳会談開催地として3〜4ヶ所の場所が検討されており、自身が平壌を電撃的に訪問する可能性も示した。

トランプ大統領は、次回首脳会談の時期と場所に関する質疑に対し「それは起きている。マイク(ポンペオ国務長官)の訪朝の理由の一つ」とし、「彼らが会談と関連し、現在計画を策定しており、(準備でき次第)発表する」「シンガポールも素晴らしかったが、我々はおそらく他の場所で会談を持つことになる」と述べた。

彼は、自身のフロリダの別荘地「マー・ア・ラゴ 」での開催の可能性に関しても、「彼(金正恩国務委員長)は、おそらくそれを好むだろう。 私もいいと思う」「私たちは、3〜4ヶ所の他の場所を協議している。 時期もさほど遠くない」と明らかにした。 また、会談が米国で開かれる可能性に関する質疑にも「まあ、私は最終的には、米国と彼らの地で多くの会談をすることになると考えている」「交差方式(two-way street)だけに、彼らの地でもやはり行う」と述べた。

トランプ氏は「私は朝鮮が非常に成功した国になると考えている。 驚くほど(incredibly)経済的に成功すると考えている」「私はその方法で成し遂げてほしい。上手くいくだろう」と強調した。

彼はまた、「他の国々と他の国民、事業家や銀行が朝鮮に行って投資したいと願っている」と言及、「金委員長が決断を下すいずれかの時点では、私は、彼が何か驚くべき(spectacular)、本当に驚くべきことを決定すると考えている」「私は、彼がこのことを知っていると思う。 これが、我々が非常に成功的な対話をする理由であり、私は彼がそれを成し遂げる事を願っていると思う」と付け加えた。

トランプ氏はポンペオ長官の4回目の訪朝について「金委員長と非常に良い会談をした」と高く評価した。 また、「発表内容に不足不満を感じないか」という問いには「ない。フラストレーションを感じていないだけでなく、起きている事は信じられない程だ」と反論した。

また、朝米交渉が遅延していると主張する米国メディアの懐疑論に対し、「私は速度が驚異的だとと思う。 核実験も、ロケットもない。 そして、私たちは、金委員長と非常に良好な関係を持っている。 これは非常に重要な部分」と強調した。 また、「私は彼が好きで、彼は私を好む。 関係は良い。 私たちは(マスコミ報道とは)逆に信じられないほど、それ以上に良い進歩を遂げてきた」「いくつかのメディアは本当に、正確に正しいことを報道していないと思う」とマスコミを批判した。

トランプ氏は、特に、「人々が朝米首脳会談の重要性を理解してない。 非核化が『1番』なのに、メディアはどうゆう理由からか、それを取り上げようとしない」「彼ら(朝鮮)は非核化に合意し、引き続き合意状態を維持している」と重ねて強調した。

また「私たちは知ってのとおり、制裁を解除しなかった。 非常に大きな制裁を維持している」「私はそれを解除したい。 しかし、そのためには、私たちは何かを得なければならない」と付け加えた。

トランプ氏は「私が就任した時​​、朝鮮は深刻な問題であった。しかし今、私たちは上手くやっている。 本当に順調に進んでいる。 朝鮮は、潜在的にとてつもなく破壊的な問題だったが、今は非常に関係が良い」と重ねて強調した。

一方、トランプ氏は、ニッキー・ヘイリー国連駐在米国大使の「年内辞任」を明らかにした。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。