板門店共同警備区域非武装化が完了

南北軍事当局と在韓UN軍(米軍)司令部が25日、板門店共同警備区域(JSA)の見張り所、兵力、火器の撤収を完了した。

26日からは南北35人の軍人が非武装で共同警備に当たる。

JSA非武装化は9月に締結した軍事分野合意書に明記されており、今回の撤収作業は、南北によって合意書が履行された最初のケースと言える。

南北と在韓UN軍司令部の3者は、26~27日に撤収の共同検証を進める。検証終了後、JSA内の朝鮮側に韓国側の見張り所が、韓国側に朝鮮側の見張り所が新たに設置される予定。

見張り所の設置後、早ければ11月中にJSAを訪れる南北の民間人や外国人が9時から17時までJSA内の南北両エリアを自由に行き来できるようになる見通し。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。