「すべての国に朝鮮への制裁中断を求める」 ロシア外相

ロシアのラブロフ外相が24日(現地時間)、スプートニクとのインタビューで「UN安保理の対朝鮮制裁を緩和すべきだ。 朝鮮に対する国際社会の制裁を一度にすべて無くそうというのではなく、朝鮮半島非核化の進展速度に合わせて緩和しようということだ」と述べた。

ラブロフ外相は「誰かが制裁体制の修正の開始を遅延させてはならない。 その『誰か』は、朝鮮が建設的な非核化措置を全くとっていないなどと主張してはいけない」と、アメリカの姿勢を皮肉った。

また、「ロシアはすべての国に対し、朝鮮への一方的な制裁を可能な限り早く中断することを求める。 このような制裁は、当事国間の信頼醸成及び問題解決のためにならない。」と強調した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。