朝鮮の国家指導機関を選出 最高人民会議第14期第1回会議

朝鮮最高人民会議第14期第1回会議の第1日会議が11日、万寿台議事堂で行われた。 朝鮮中央通信が報じた。

会議では、1. 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長の選挙、2.朝鮮民主主義人民共和国国家指導機関の選挙、3.朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法を修正、補充することについて、4.朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ2018年国家予算執行の決算と2019年国家予算について討議された。

第1の議案に対する討議で、金正恩 朝鮮労働党委員長が国務委員会委員長に推戴されたことを宣布した。

第2の議案に対する討議では、朝鮮国務委員会の第1副委員長に崔龍海氏、副委員長に朴奉珠氏、委員に金才龍、李萬建、李洙墉、金英哲、太宗秀、李容浩、金秀吉、努光鉄、鄭京擇、崔富一、崔善姫の各氏を選出した。

また、最高人民会議常任委員会の委員長に崔龍海氏、副委員長に太亨徹、金永大の両氏、書記長にチョン・ヨングク氏、委員に金英哲、金能五、康智英、朱英吉、金昌葉、張春実、朴明哲、リ・ミョンチョル、康寿麟、康明哲、リ・チョルの各氏を選出した。

会議では、金才龍代議員を内閣総理に選出し、内閣総理が提議した内閣のメンバーを全員賛成で任命した。

内閣副総理兼国家計画委員長に盧斗哲氏、副総理に任哲雄、金徳訓、李周午、李龍男、全光虎、董正浩の各氏、副総理兼農業相に高人虎氏、外相に李容浩氏、電力工業相に金萬寿氏、石炭工業相に文明学氏、金属工業相に金忠傑氏、化学工業相に張吉龍氏、鉄道相に張革氏、陸・海運相に姜宗官氏、採取工業相に廉哲粹氏、国家資源開発相にキム・チョルス氏、原油工業相に高吉先氏、林業相に韓龍国氏、機械工業相に楊勝虎氏、船舶工業相にカン・チョルグ氏、原子力工業相に王昌旭氏、電子工業相に金才成氏、逓信相に金光哲氏、建設・建材工業相に朴勲氏、国家建設監督相に権成虎氏、軽工業相に崔日龍氏、地方工業相に趙永哲氏、日用品工業相に李降仙氏、水産相に宋春燮氏、財政相に奇光豪氏、労働相にユン・ガンホ氏、対外経済相に金英才氏、国家科学技術委員長に李忠吉氏、国家科学院院長に張徹氏、国土環境保護相兼国務委員会山林政策監督局長に金京準氏、都市経営相に姜永寿氏、収買糧政相に文応朝氏、商業相に金京男氏、教育委員長に金承斗氏、金日成総合大学総長兼党指導委員会委員長、教育委員会高等教育相に崔相建氏、保健相にオ・チュンボク氏、文化相に朴春男氏、体育相に金日国氏、中央銀行総裁に金千均氏、中央統計局長に崔勝浩氏、内閣事務長に金永浩氏が任命された。

会議は、中央検察所所長にキム・ミョンギル氏を任命し、中央裁判所所長に姜潤石氏を選挙した。

最高人民会議の部門委員会である法制委員会、予算委員会、外交委員会が選挙された。

法制委員会の委員長に崔富一氏、委員にキム・ミョンギル、姜潤石、、朴正男、キム・ヨンベ、チョン・ギョンイル、ホ・グァンイルの各氏が選挙された。

予算委員会の委員長に呉秀容氏、委員に李煕用、洪瑞憲、キム・グァンウク、チェ・ヨンイル、パク・ヒョンリョル、リ・グムオクの各氏が選挙された。

外交委員会の委員長に李洙墉氏、委員に李龍男、李善権、金貞淑、崔善姫、キム・ソンイル、キム・ドンソンの各氏が選挙された。

第3の議案がに対する討議では、朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法を修正、補充することに関する最高人民会議の法令を採択した。

第4の議案に対する討議では、最高人民会議の審議に提出された国家予算報告で昨年の活動が正確に決算され、経済建設に総力を集中できるように今年の国家予算も正しく編成されたと認めながら、全面的な支持、賛同を表した。

会議は、最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ107(2018)年国家予算執行の決算を承認することについて」と最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ108(2019)年国家予算について」を採択した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。