スイスが対朝鮮人道支援で500万ドル拠出

スイス政府が4月に朝鮮に対する人道的支援として498万5045ドル(5億5000万円)を拠出した。 UN人道問題調整事務所(OCHA)の集計で22日明らかになった。

資金はUN世界食糧計画(WFP)を通じ、朝鮮住民の栄養支援などに用いられる。

OCHAは各国政府やUN機関、非政府組織(NGO)などが提出した資料を基に人道的支援の状況をまとめている。 今年は計1570万ドルが集まり、このうち、スイスの拠出金が780万ドルで全体の49.6%を占めた。

次いでロシアが400万ドル、スウェーデン244万ドル、カナダ57万ドルの順に拠出が多かった。

一方で、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の最新の報告書によると、IFRCは昨夏に朝鮮で起きた台風や洪水、土砂崩れで被害を受けた住民を支援するために、計61万6932スイスフラン(約6700万円)を使用した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。