「真に対話の綱を放したくないなら、敵視政策から撤回すべき」 朝鮮外務省顧問が談話

朝鮮外務省の金桂官顧問が18日、次のような談話を発表した。

私は、17日にトランプ大統領がツイッターに載せた文を見ながら、新しい朝米首脳会談を示唆する意味に解釈した。

昨年6月から、朝米間に3回の首脳の対面と会談が行われたが、朝米関係において別に良くなったことはなく、今も米国は朝鮮半島問題でいわゆる進展があるかのようなふりをして、自分らに有利な時間稼ぎだけを追求している。

我々は、我々に利益のないそのような会談にこれ以上興味を持たない。

我々は、何も返ってこないまま、これ以上米大統領に誇るべき種を与えないであろうし、既にトランプ大統領が自分の治績として自負する成果に当該の代価も再び受けなければならない。

米国が真に、我々との対話の綱を放したくないなら、我々を敵と見なす敵視政策から撤回する決断を下さなければならない。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。