習国家主席が金国務委員長に祝電

中朝友好協力相互援助条約の締結60周年に際し、中国の習近平国家主席が朝鮮の金正恩国務委員長に11日祝電を送った。

以下全文

尊敬する総書記同志、

私は、中朝友好協力相互援助条約の締結60周年に際して、中国共産党と中国政府、中国人民を代表して、そして私自身の名であなたとあなたを通じて朝鮮労働党と朝鮮政府、朝鮮人民に熱烈な祝賀と心からの祝福の挨拶を送る。

1961年、中朝老世代指導者たちは遠く先を見通して中朝友好協力相互援助条約を締結する戦略的決断を下すことによって、両国人民が血潮で結んだ戦闘的親善を強固にし、両国の長期的な親善・協力を促すための重要な政治的・法律的基礎を築いた。

これまでの60年間、中朝双方は条約の精神にのっとって互いに固く支持し、手を取り合い、肩を組んで闘いながら、両党、両国の兄弟の伝統的親善を強固にしてきたし、社会主義偉業の発展を促し、地域と世界の平和と安定を守った。

近年、私は、総書記同志と数回の対面を通じて両党、両国関係発展の展望を設計し、中朝親善の時代的内容を豊かにする一連の重要な共通の認識を成し遂げた。

今、世界的に百年ぶりに初めて見る大変化が急速に起きている。

私は、総書記同志と共に戦略的意思疎通を強化して、中朝関係の前進方向をよくとらえて両国の親善・協力関係を絶え間なく新しい段階へ導いていくことによって、両国と両国人民にさらなる幸福を与える用意がある。

我々は先日、中国共産党創立100周年を盛大に祝った。

総書記同志が私に熱情的な祝電を送ってくれたことに今一度謝意を表する。

こんにち、朝鮮人民は一心団結して朝鮮労働党第8回大会決定の貫徹に全力を尽くしている。

中国は、朝鮮が経済と人民の生活を発展させ、社会主義建設偉業を力強く推し進めていることに対して確固と支持する。

総書記同志の指導の下で、朝鮮の党と人民が必ず新しくてさらなる成果を収めると確信する。

貴国の隆盛・繁栄、人民の幸福と安泰を願う。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。