「自主権守護のためのベネズエラ人民の闘争に支持と連帯を送る」 朝鮮外務省

朝鮮外務省のスポークスマンは、ベネズエラで反政府クーデターの試みがあったことに関し5日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

以下全文

最近、ベネズエラで国内の反政府勢力が合法的に選挙された大統領を放逐するためのクーデターを試みる不正常な事件が起こった。

今回のクーデターの試みは、ベネズエラの情勢を極度の不安定に追い込む危険きわまりない暴力行為として、地域全般の情勢にきわめて良くない影響を及ぼしている。

今年の1月からベネズエラで外部勢力の後援の下に国内の反政府勢力が大統領に反対するキャンペーンを繰り広げ、国連舞台でベネズエラの代表権を剥奪しようとする敵対勢力の策動がひどくなっていることによって、ベネズエラの情勢は日々さらに悪化している。

これと時を同じくして、「唯一超大国」と自称している米国で、ベネズエラ事態に関連して軍事作戦は可能であり必要であれば米国はそれを行うという無謀な発言まであふれ出したことに対して、国際社会は大きな憂慮を表している。

我々は、合法的に選挙されたベネズエラ大統領を放逐するためのあらゆる試みと内政干渉策動を国際的正義に対する挑戦、国際法に対する乱暴な違反と糾弾する。

我々は、ベネズエラ問題が同国の政府と人民の自主的意思と決定に従って平和的に解決されることを願い、自主権守護のためのベネズエラ人民の闘争に変わらない支持と連帯を送る。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。