増える外国人朝鮮観光

海外諸国からの朝鮮観光が増えている。

アイスランドの旅行代理店「トランスアトランティック」が募集した観光客が、来る4月に北朝鮮を訪問するという。 VOAが8日報じた。

アイスランド人だけで構成される観光団が朝鮮を観光するのは今回が史上初めてという。

スペインでは昨年末、旅行会社「デスティニア」が朝鮮旅行商品の販売を開始、日刊紙に金正恩国務委員長の写真を前面に掲げた広告が掲載して注目を集めた。

スペインで朝鮮観光ツアー商品が登場したのはこれが初めて。 従来は中国、米国、英国の専門旅行会社が朝鮮観光商品を扱ってきた。(臨時的なものは除く)

増加する外国人観光客の流れに合わせ、それを受け入れる朝鮮側も観光客に対しより好意的な対応をしている。

年末年始に米国人観光客5人と一緒に朝鮮を旅行したという朝鮮専門旅行社「ウリツアー」のアンドレア・リー代表は、観光客が新年初日、朝鮮の一般家庭を訪問したと明かした。

代表は、観光客らが2つの家庭を訪問して1日0時にあった花火行事にも参加するなど、「朝鮮側が、過去には承認しなかったであろう観光計画やスケジュールを最近、積極的に検討している」と述べた。

朝鮮側は観光スポットとして活用できる場所を続々と建設しており、外国人観光が今後さらに増えるものと思われる。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。