南北連絡事務所が運営を中断、新型コロナウィルス沈静化まで

新型コロナウィルス対策のために、開城の南北共同連絡事務所の運営が暫定的に中断される。

国家非常防疫体系を構成して、新型コロナウィルスへの総力対応に乗り出している朝鮮は30日、開城の南北共同連絡事務所の暫定中断を韓国側に要請した。

南北は、開城共同連絡事務所南北連絡代表協議を通じて、新型コロナウィルスの脅威が完全に解消されるまで連絡事務所を暫定的に中断することに合意した。 同時に、平壌ーソウル間に別途電話とFAX線を開設して連絡事務所を介して行ってきた連絡業務を維持することを併せて協議した。

2018年4.27板門店南北首脳会談の合意に基づき同年9月14日設立された開城南北共同連絡事務所では、南北の人員が滞在して毎日午前、午後常時的な連絡官会議を行ってきた。 ただし、次官級所長会議は2019年2月22日以降、1年近く中断された状態だった。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。