朝鮮、金剛山の韓国側施設撤去を延期、新型コロナウィルス対策に専念

朝鮮が30日夜1、平壌ーソウル間の直通電話を介して、金剛山にある韓国側施設の撤去計画を当分延期すると韓国に通知した。 これは新型コロナウイルスの防疫に専念する為の措置。

韓国統一部スポークスマンによると、「北側は1月30日23時頃、平壌ーソウル間直通電話を介して、金剛山国際観光局名義で新型コロナウイルス感染の危険を防止するために金剛山地区撤去予定をしばらく延期することにしたと知らせてきた」という。

この日、連絡のために使用された直通電話は、30日の南北共同連絡事務所暫定中断に合意した後、連絡業務を維持するために平壌ーソウル間に別途電話とFAX線を開設するとしたとおりに設置したもので、30日夜10時30分頃、試験通話を経て接続状態を確認した後、金剛山地区の施設撤去日程の延期が最初に通知された模様。

南北双方は、直通電話とFAXを9時から17時まで運営することに合意し、31日午前9時にも通話を実施した。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。