金正恩国務委員長が順川リン肥料工場竣工式に参席

朝鮮の金正恩国務委員長が1日、順川リン肥料工場竣工式に参席した。

式典にはパク・ポンジュ国務委員会副委員長、キム・ジェリョン内閣総理、朝鮮労働党中央委員会キム・ドクフン副委員長、パク・テソン副委員長、朝鮮労働党中央委員会金与正第1副部長らが参席した。

式典ではパク・ポンジュ国務副委員長が竣工の辞を行った。

金正恩国務委員長がテープカットを行い、工場の幾つかの行程を視察した。

金国務委員長は工場の全景を眺め見ながら、我が人民の食糧問題、食の問題を解決するために大きな労苦を捧げられた金日成主席と金正日総書記が現代的なリン肥料工場が建設されたという報告を受けたらどれほど喜ばれただろうかと述べた。

金国務委員長は、金策工業総合大学の教員、研究士が関連単位と協力して順天リン肥料工場統合生産システムを見事に構築したことに対して満足を示し、人材は国の大きな資源であり、発展の動力と、人材育成は、我が党が最も重視する政策的問題だと重ねて強調した。 また、工場の完成は、党中央委員会第7期第5回総会以降成し遂げた最初の成果であり、朝鮮の化学工業を一段飛躍させるうえで重要な契機になるとしながら、この貴重な成果を火種に、社会主義強国建設の全域で自力富強、自力繁栄の炎がさらに巨大に激しく燃え上がるようにすべきと語った。

金国務委員長は、幹部と科学者、技術者、建設者たちが自前の原料、自前の技術に依拠する新しい工業を創設したその精神、その気迫で社会主義建設の新しい活路を開いていくための攻撃戦を果敢に展開ていくことで、我が党の偉大な正面突破戦思想の威力をさらに力強く知らしめるとの期待と確信を表明した。

金国務委員長の公開活動は、平壌の朝鮮労働党中央委員会本部庁舎で政治局会議を主宰した先月11日以来。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。