「平壌ブロックチェーン及び仮想通貨に関する会議」 来年4月開催予定

朝鮮が「平壌ブロックチェーン及び仮想通貨に関する会議(Pyongyang Blockchain and Cryptocurrency Conference)」を2019年4月22日、23日にかけて平壌の科学技術殿堂で開催する。 朝鮮親善協会(KFA)が主催する。

朝鮮親善協会は2000年にスペイン人のアレハンドロ・カオ・デ・ベノス氏が設立、会長を務める海外親善団体で、120か国に8000人の会員を持つ。

朝鮮親善協会は当初、今年10月に平壌で「朝鮮国際ブロックチェーン会議」の開催を予定していたが、参加問い合わせが殺到し準備不足で対応しきれないと判断、来年4月に延期した。

イベントスケジュールは4月18日~25日の日程で、世界のブロックチェーン専門家、投資家を招請する。 参加費は3300ユーロ(約40万円)。

会議は22日、23日に科学技術殿堂で行われ、24日には朝鮮のIT企業を訪問する。 18日、19日は平壌観光、20日は開城と板門店観光、21日は平壌市内にて会議準備を行う予定だ。

朝鮮親善協会は韓国、日本、イスラエルの国籍者とジャーナリストの参加を受けない方針だ。 しかし、米国国籍者の参加は許可する。

朝鮮親善協会は、米国国籍者をはじめ、イベント参加者の安全を確保するものであり、参加者がスマートフォン、ノートパソコン、タブレットPCを朝鮮で利用できると発表した。 インターネットも、平壌ホテルで料金を支払うと使用できると付け加えた。 朝鮮親善協会は、来年2月10日までイベント参加申し込みを受け付ける予定だ。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。