韓米首脳が電話会談、文大統領「南北経済協力請け負う覚悟ある」

韓国の文在寅大統領とアメリカのトランプ大統領が19日夜、電話会談を行った。

文大統領は、「南北間の鉄道・道路連結から経済協力まで、トランプ大統領が求めるならその役割を受け負う覚悟ができており、それが米国の負担を軽減することができる道だ。 ハノイ会談がシンガポール合意を基に、完全なる非核化・朝鮮半島の平和体制構築・朝米関係発展などを具体化する重大な転換点になることを期待している」と述べた。

また、「これまでの25年間の交渉を通じて、何ら成果を出すことができず、かえって朝鮮の核とミサイル能力を強化させてしまった外交的失敗を克服して、朝鮮半島の非核化と恒久的な平和体制構築のための外交戦略を模索しているトランプ大統領に敬意を表する」とし、朝鮮の非核化に沿った代価として金剛山観光と開城工業団地再開などの南北経済協力の活用を提案した。

トランプ大統領は、「ハノイ会談終了後に文大統領に電話で会談結果を知らせる。 ハノイでは大きな成果が予想されるので、その結果を文大統領と共有したいので直接会うことを願っている。 文大統領と私、私たち2人はとてもよくやって来ているし、韓米関係もいつにもなく良好だ」と答え、ハノイ会談の準備状況と朝米協議の動向などを説明した。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。