朝中国境に新たな橋が開通

朝鮮と中国とを結ぶ新たな橋が8日、正式開通した。

橋は、朝鮮の慈江道満浦市と中国の吉林省集安市に架かり、朝中国境を結ぶ中国東北3省「最大規模の通関施設」(集安市HP)になる。

集安市によると年間に貨物50万トン、延べ20万人が通過すると予測推定され、8日には中国人観光客約120人が橋を渡って朝鮮に入国したという。

2011年に建設が開始され12年には朝鮮側により主要部分が完成、中国側でも通関施設や連結する道路などを整備したが、両国関係の悪化など、諸事情により開通が見送られていた経緯がある。

今年は朝中国交樹立70周年でもあり、昨今の情勢を踏まえて朝中双方が合意のもとに橋を開通させたものとみられる。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。