「米国と対話する問題や制裁解除に執着しない」 ジュネーブ駐在朝鮮大使

朝鮮のハン・テソン ジュネーブ駐在大使が、朝鮮の貿易貨船「ワイズ・オネスト号」の問題が朝米間の「最大の障害であり、すぐに送還すること」を要求した。 ロイターが23日報じた。

ハン大使は、米国の「ワイズ・オネスト号」の強制差し押さえは明確な「主権侵害」であり、「乱暴な国際法違反」と強調、「我々を、米国の力の論理や圧迫が通じる国の一つだと考えているのなら、甚大な誤算」だと米国に警告した。

大使は、米国が「ワイズ・オネスト号」を返さない場合の結果については、「我々も、米国も、国際社会も状況がさらに悪化することを望まない」と答えた。

また、朝米対話再開の可能性については、「米国が心を変えないのであれば、米国が大きな決断を下さないのであれば、我々は米国と対話する問題や制裁解除に執着しない」と強調した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。