朝鮮とロシアの国営通信が「フェイクニュース」対処で協力

朝鮮とロシアの国営通信が8日、「フェイクニュース」(fake news)に対処するための計画を盛り込んだ協力協定に署名した。

ミハイル・セスラウィンスキ・ロシア出版・大衆広報局局長を団長とするロシアの主要言論社代表団が7日から訪朝しており、協定署名は朝鮮中央通信とロシア「タス通信」が行った。

両社間の協力は2005年から開始され、「タス通信」は平壌支局を置いているが、今回「フェイクニュース対応」計画が含まれたという点が注目される。

「タス通信」によると、キム・チャングァン「朝鮮中央通信」総局長は「我々は、ニュース環境でますます誤ってゆく情報伝達を見ており、そのような偽ニュース流布に対応しなければならない」と述べた。

セルゲイ・ミハイロフ ロシア連邦通信及びマスコミ部局長は「世界各地から、多くの点で世界メディアの関心を集めている北朝鮮からニュースを供給する必要がある」と呼応した。

ミハイロフ局長は平壌支局の拡大や写真センターの開設を強く要望した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。