朝鮮代表団団長、非同盟諸国首脳会議に参加した元首らと対談

朝鮮代表団団長として第18回非同盟諸国首脳会議(アゼルバイジャン、25~26日)に参加した朝鮮最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(国務委員会第1副委員長、朝鮮労働党政治局常務委員)が会議期間、キューバ主席、ベネズエラ大統領、ナミビア大統領、マレーシア首相、ネパール首相と対談した。 朝鮮中央通信が29日報じた。

崔委員長は、朝鮮の金正恩国務委員長の委任を受け、キューバのミゲル・マリオ・ディアスカネル・ベルムデス主席、ベネズエラのニコラス・マドゥロ・モロス大統領、ナミビアのハーゲ・ガインゴブ大統領、マレーシアのマハティール・モハマド首相、ネパールのK・P・シャルマ・オリ首相に金国務委員長からの挨拶を伝えた。

各国家・政府元首たちはこれに深い謝意を表し、金正恩国務委員長に心からの挨拶を伝えることを付託した。

崔委員長は席上で、金国務委員長の賢明な指導の下、自力更生の旗印を高く掲げて社会主義強国建設で収められている成果に触れ、各国間の双務関係を拡大、発展させることについて強調した。

ベネズエラのマドゥロ大統領は、尊敬する金正恩閣下への大きな敬慕の念を抱いていると述べ、両国の関係を各分野にわたってさらに発展させ、UNなど国際舞台で支持と協力を強化していくことを確言した。

ナミビアのガインゴブ大統領は、金日成主席閣下がナミビアの独立と新しい社会の建設に物心両面の支持と声援を送ってくれたことについて忘れておらず、かつて朝鮮を訪問して主席の接見を受けた光栄を永遠に刻み付けると述べた。

マレーシアのマハティール首相は、1979年に平壌を訪問して金日成主席閣下に会った時を回顧しながら、対外関係において自主的立場を堅持することを生命とし、朝鮮との関係を積極的に発展させていく決心であると強調した。

ネパールのシャルマ・オリ首相は、金正恩閣下の指導の下、朝鮮人民が自立、自力で社会主義強国建設で大きな成果を収めていることを高く評価すると述べ、外部勢力の干渉に反対し、国の統一を実現するための朝鮮人民の闘争に全面的な支持を表明した。

崔委員長はまた、ベトナムのダン・ティ・ゴック・ティン国家副主席とラオス国家主席特使であるアルンケオ・キッティクン首相室相とも対面した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。