韓国の山寺、世界遺産登録決定

国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が30日、韓国が登録を申請していた「山寺」7寺の世界文化遺産登録を決定した。

慶尚南道梁山の通度寺、慶尚北道栄州の浮石寺、忠清北道報恩の法住寺、全羅南道海南の大興寺、慶尚北道安東の鳳停寺、忠清南道公州の麻谷寺、全羅南道順天の先厳寺の7寺で、韓国での世界遺産登録はこれで13番目。

7寺は7~9世紀の建立以降、朝鮮半島仏教の伝統を現在まで受け継ぐ寺という点で、世界遺産の必須条件である「卓越した普遍的価値」が認められた。

韓国の世界遺産登録は2015年の百済歴史遺跡地区以来。 13件のうち、2007年に登録された「済州火山島と溶岩洞窟群」だけが自然遺産となる。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。