「朝鮮は白い図画用紙」 投資家ジム・ロジャーズ氏

世界的に著名な投資家、ジム・ロジャーズ氏(ロジャーズ・ホールディング会長)が8月末、「朝鮮が経済開放した後、朝鮮半島は世界の工場である中国やインドを抜いて最も高い経済成長率を行く場所になるだろう。 これにより、少なくとも10~20年はハングルが中国語よりホットな言語になるだろう。」と語った。

韓国の新聞「韓国経済」によると、ロジャーズ氏は先述のよう語り「そろそろ韓国に引っ越さなければならないかもしれない」とも述べた。

ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと共に世界3大投資家と並び称されるロジャーズ氏は、10年近く前から「朝鮮投資はビッグチャンス」と主張しており、2015年には「全ての財産を朝鮮に投資する」と公言したこともある。

ロジャーズ氏は「2008年の世界的な金融危機を超える最悪の景気後退が数年内に起こるだろう」と予測している。 しかし、朝鮮の経済開放によって朝鮮半島は成長を示すと予想している。

ロジャーズ氏は「朝鮮は白い図画用紙に他ならない。 何でも描くことができる。」と述べ、「電力と鉄道、道路等が敷かれ、産業が活性化され、巨大な経済ブームが起こる。」と付け加えた。

彼は、現在、朝鮮への投資が国際的な「経済制裁」によって出来ない現状については、「中国と米国の両方とも朝鮮の非核化と経済開放を支持している」との楽観的な展望を示した。 また、「統一を通じて、中国は国境地帯の開発を望み、米国としても、在韓米軍を維持するため国防費として使われる資金を節約できるため、悪くないカード」だと語った。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。