非武装地帯(DMZ)平和観光推進協議会発足

高麗ジャーナル

韓国で非武装地帯(DMZ)平和観光推進協議会が20日発足した。

協議会には、仁川広域市、京畿道、江原道、甕津郡、江華郡、金浦市、坡州市、漣川郡、鉄原郡、華川郡、楊口郡、麟蹄郡、高城郡など、DMZに接する13の自治体が参与する。

発足式では、今後の平和観光推進協力と協議会の運営に関する協定書が採択された。

協定書には、①非武装地帯平和観光活性化のための持続的な業務協力体系の構築及び自治体間の連携協力事業推進、②差別化された観光コンテンツ開発と乱開発の防止、③持続可能な観光開発対策などの内容が含まれている。

文化体育観光部は、これから推進協議会と実務協議会を運営し、接境地域の自治体と持続的にコミュニケーションを取って推進協議会で合意された内容を、国家観光戦略会議、経済長官会議などの汎省庁論議機構でも論議し、DMZ平和観光を活性化させていく計画だという。

9月平壌共同宣言と軍事分野合意書の発表によって、非武装地帯平和観光は追い風を受ける形になる。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。