朝鮮で三池淵郡が三池淵市に変わる

朝鮮で両江道「三池淵郡」が「三池淵市」に改編されることが決定した。

これに関し最高人民会議常任委員会政令が10日に発表されたと、朝鮮中央通信が11日報じた。

政令によると、三池淵邑を分割して光明星洞、ペゲ峰洞、ポッナム洞、イカル洞を設ける。

白頭山密営労働者区を白頭山密営洞に、鯉明水労働者区を鯉明水洞に、5号堰労働者区を5号堰洞に、神武城労働者区を神武城洞に、胞胎労働者区を胞胎洞に、茂峰労働者区を茂峰洞にする。

三池淵郡の再開発は、同地を山間文化都市の標準にしようとする朝鮮の国を挙げた一大プロジェクトとして2016年、金正恩国務委員長の指示の下に着工、2020年10月10日の完成を目指す。

住宅、ホテルなどの産業施設、病院などの公共施設、道路、鉄道のインフラ整備など多岐にわたる大規模な建設工事が行われており、先頃、邑地区の再開発が完工した。

現在までに邑地区と恵山―三池淵鉄道(10月15日)、三池淵ブルーベリー飲料工場などの建設工事が完了している。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。