朝鮮労働党中央委員会第8期第2回総会 第1日会議

朝鮮労働党中央委員会第8期第2回総会が8日招集され、第1日会議が開かれた。

党総書記である金正恩国務委員長が総会を指導し、党中央委員会委員と委員候補が参加した。

また、党中央委員会の当該部署の副部長と委員会、省、中央機関の党、行政責任活動家、道級指導的機関の責任活動家、市・郡党責任書記、重要工場、企業の党、行政責任活動家が、オブザーバーとして参加した。

金正恩総書記は先ず、党中央委員会の総会を招集することになった基本趣旨について言明、第8回党大会を契機に活動家と党員、人民の覚悟と闘争の勢いが非常に高まり、朝鮮革命が新たな発展段階へ確固と移行したと評価した。

金総書記は、党中央委員会は高揚した大衆の熱意をいっそう高調させて党大会の決定貫徹へ力強く導かなければならないとし、党組織と党員に5カ年計画遂行の初年から実際の変化、実質的な前進をもたらせる具体化された実践の武器、革新の武器を与えるべきであると強調、党大会の決定は今後5年間に各分野で遂行すべき中長期課題であるため、今回の総会では今年の活動計画を細部的に検討し、党中央委員会の決定として固着させて示達することが必要であると言及した。

金総書記は、非常防疫状況が続く中でも、経済建設を活気を帯びて行い人民により安定して向上した生活条件を提供するための重要措置を取ろうとする党中央の決心と意志を披歴し、現在、社会主義建設を阻害する否定的要素を徹底的に克服し、党を組織的・思想的により強固にし、党組織の戦闘的機能と役割を強める上で提起される一連の問題も真摯に研究すべきであると述べ、総会で討議する議案を提起した。

金総書記は、第8回党大会が打ち出した5カ年計画の初年の課題を徹底的に遂行することに関する綱領的な報告を始めた。

報告では、各国家経済指導機関で今年の闘争目標を立てる過程に発露した消極的かつ保身主義的な傾向が辛辣に指摘され、それを克服して経済組織活動を革新的に、緻密にする上で提起される原則的問題が強調された。

また、人民経済の部門別課題を提起し、金属工業と化学工業をキーポイントに設定したことに合わせて投資を集中して鉄鋼材と化学肥料の生産を促し、生産能力を拡大する活動を科学的保証を持って頑強に推し進めることについて具体的に言及、これとともに、電力、石炭工業をはじめとする基幹工業部門と鉄道運輸、建設建材、軽工業、商業部門で今年に達成すべき重点目標と実践的な方途を明示した。

総会日程は続く。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。