米軍占領73年「恥辱の9.8を解放の9.8に」 韓国市民団体が呼掛け

韓国の市民団体「国民主権連帯」が、駐韓米軍が進駐してきた日である9月8日を「米軍撤収の日」にしようと呼びかけた。

国民主権連帯は「9.8米軍強制占領73年を米軍撤収の日にしよう」と言うタイトルの呼び掛け文を発表、南北首脳会談、朝米首脳会談において自主統一と平和協定を合意しただけに、駐韓米軍にはこれ以上駐留する名分がないと指摘した。

また、軍事政権、駐留費用、環境汚染、細菌戦実験、米軍犯罪、戦争の危険等の根拠を挙げながら、駐韓米軍を撤収させなければならないと強調した。

主権連帯は、9月8日が「米軍の進駐によって民族の自主独立の夢を潰された日であり、8月15日は真の光復節ではない」と主張、駐韓米軍が撤収問題で揺れている今、国民が米軍撤収の声を高めれば米軍も出て行かざるを得ないと指摘、「恥辱の9.8を解放の9.8に変えよう」と提言してソウルへの集合を呼掛けた。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。